中小企業勤め、育休をとる  〜その4〜

こんにちは、カレー社員です。

前回は、育休取得までの動機等を書きましたが今回は中小企業で育休取得を志す者に立ちはだかる様々な壁をご紹介していきます。

 

まず、第1の壁 上司

育休取得に向けて私が先ず行ったのが、直属の上司の合意と承諾です。

育休を取った者がいない我が社では、上司も初めて相談される事でさぞ面を食らう事だろうと思い育休予定日の5ヶ月前から話を切り出すことにしました。(これは後から知ることになるのですが、この上司に同僚がコロナ禍に育休の相談をしたところ在宅勤務だからと話を有耶無耶にしてた過去がありました。)

なかなか切り出すタイミングが掴めなかった私ですが、たまたまこの上司と泊まりの出張に行くことになりました。決戦は夜の居酒屋と決めました。

想定通り、その日の夜は上司と居酒屋に行く事になりました。しかし、私も一軒目では踏ん切りがつかず機を待って二軒目で話を切り出しました。

カレー社員「第二子の出産予定はご存知だとは思いますが、今回は育休を3ヶ月取ろうと思います。」

と切り出す私。それに対して上司は分かった、取るなとは言わないといった旨を私に伝えました。あれ?意外とすんなり育休取れるかも。

上司「育休とは言うけど、いったい何をするんだ?家事をするだけだろ?3ヶ月を1ヶ月にできないのか?」

あれ?やはり思った通り。。。すんなりと受け入れてくれません。課内が人数が少ない事や、自分は乗り越えた、自分の時代だったら考えられない。グールプ会社の誰々は育休を取っているが休んでいい社員と休むと困る社員がいる云々。

私は出産後女性のホルモンバランスが崩れる件や、家の事情、時代背景等々伝えました。そして最後に

カレー社員「そういう時代だと思って諦めてください。」

こう伝え、半ば強引に承諾を得ました。