中小企業勤め、育休をとる  〜その3〜

その3となります。

前回は育休を取得した動機までの経緯を長々と書かせてもらいました。本項ではいよいよ動機をかきます。

 

育休を取得する動機として主に3点あります。

その2で書いた様に、第一子の時とは自身を取り巻く環境が大きく変わり、当時のように家族の近くで働けなくなってしまった事。

出産後に妻の体力が回復しきらない状態で上の子の育児をしながら新生児の世話はとてもさせられないと感じていた事。

仕事を離れ子供の成長に、子育てに向き合いたかった事。

以上の理由により、よし!育休を取ろう!と思い立ちました。

 

しかし、地方の中小企業には育休取得に様々な壁があったのです。。。

 

大事な事を書くのを忘れていました。封建的な中小企業で育休を取った場合に跳ね返ってくるマイナス要素の回避方法等をこのブログに期待されてる方は申し訳ありません。

例えば、社内キャリアへの影響をどう最小化するか?の答えはこのブログにはありません。私自身出世意欲も薄く無能社員ですので半ば開き直ってそんな事知るか精神で育休へ踏み切りました。

考えてみて下さい、あなたは何故働いていますか?働いて社会実現したい事があるのですか?雇ってくれた会社のため働いてるのですか?

私は家族との生活のためでした。であれば、最優先事項は家族です。その幸せのため家族へ寄り添う判断をしました。

何が正解ということも無いと思います。願わくば育休を取ることに何の障害のない社会になれる日が来る事を。

 

さてさて本筋にもどします。育休取得に向けた私に訪れる様々な壁に登場してもらう前に、私の勤める会社での育休に対して評価の一例をご紹介します。(勤め先での育休に対する考え方がわかるホットワードでしたので紹介せずにはいられませんでした。)

私の勤務先では育休取得者はいないのですが、グループ会社で長期取得された方への一言。

「仕事を舐めている、俺達の世代なら考えられない」(60代老害男性)

とか、言ってるのを目の当たりにしている身としては自分が取っても同じ様な事をコソコソ言われるんだろうと想像に難くない。

この様な脳内昭和おじさんの巣窟の中、育休の獲得はスムーズに進むのであろうか?!乞うご期待。

 

次回は現れる様々な壁をご紹介していこうと思います。